皆様、こんにちは!ファインドメーカー福留です。
本日はシステム活用を最大化し、生産性や効率性を上げるためにはどうすればいいかを話したいと思います。
長年、様々な業種業態の企業のシステム活用状態を見てきて思ったことがあります。
昔からよく言われてきたシステム化の第一歩「データの一元化(集約化)」が一番重要だということについてです。
たしかにデータを集約化することで、若干の効率化にはつながりますが、データを一つにまとめておくだけではあまり意味がないケースが多いです。
じゃあどうすればよいのか?
データのつながりが一番重要だと考えます。
多くの企業がデータのつながりを重視していない、もしくはデータのつながりのメリットを理解されていないケースが多いのです。
具体的には、注文があった場合に、メーカーに対し発注書をFAXしたり、電話で発注するケースでいうと
そのときよくあるのが、注文データを手書きで書いて送信するのですが、ここでデータが分断しています。
または受注したあと、一部をお客様に納品して、一部が受注残になった場合の受注残の管理についても、受注時のデータとのつながりを無くして管理しているケースがあったり
発注したものが入荷したときに、都度システムに登録したり、発注者が不明で、入荷した商品の納品先が不明になるケースがあったり
請求書を発行するときに、お客様からの要望で、支店別に発行するためにエクセルで別に作成しているとか
数え上げたらキリがないほど、各部門で処理するデータの「つながり」がなく分断されているケースを多くみます。
ではデータの「つながり」が出来たらどういう風な状態になるか?
① 生産性が格段に上がります。
②データをチェックする時間がなくなります(この時間は意外と大きいです)
③人的ミスや漏れが無くなります。
④探す時間が激減します。
⑤精神的ストレスが減ります。
(間違ってはいけないという意外と大きい精神的負担です)
⑥全体像からの未来予測につながる分析が出来るようになります。
以上のように大きなメリットが沢山あります。
ただ、これを自社目線(現場目線)だけで、どうすればデータをつなげて自動化できるかというのは、なかなか出にくいものです。
☆結論☆
どこと、どこのデータをつなげて自動化できるということが分かると、システム化の最大効果が発揮され、生産性が格段にアップします。